港区立がん在宅緩和ケア支援センター
東京都港区白金台4-6-2 ゆかしの杜5階 月~金:午前10時~午後9時 土:午前10時~午後5時 03-6450-3421

施設長のご挨拶

「ういケアみなと」ができるまで

港区立がん在宅緩和ケア支援センター「ういケアみなと」は、平成25年4月に策定した「みなと在宅緩和ケア支援センター事業計画」および平成28年2月に策定した「港区がん対策推進アクションプラン」に基づき、港区立がん在宅緩和ケア支援センター条例により、がん患者(がん患者であった者を含む)が住み慣れた地域で安心して療養を営むことができるよう、がん患者及びその家族を支援するため」に設置されました。
当センターは、港区からの委託により学校法人慈恵大学を指定管理者として、2018年4月、港区白金台に新たにオープンしました。

当施設の愛称「ういケアみなと」は、区民の皆様の応募作品から選ばれました。
区民一人ひとり(We)が力を合わせて、がん患者さんやご家族など、がん在宅緩和ケアに関わる人たちをサポート(Care)していきたい、という気持ちが込められています。

 

住み慣れた地域で、いつまでも自分らしく

港区立がん在宅緩和ケア支援センター「ういケアみなと」は、がん患者さんが住み慣れた地域で安心して暮らすことができるように、がん患者さんおよびそのご家族を支援することを目的として設立されました。

今までのがん医療の考え方では、「がんを治す」ということに関心が向けられておりましたが、患者さんがどのように生活していくのかという「療養生活の質」もがんを治すことと同じように大切と考えられるようになってきました。

患者さんを「がんの患者さん」と病気の側からとらえるのではなく、がんの治療を続けながらも身体的・精神心理的・社会的苦痛等を取り除くことで、「その人らしさ・自分らしさ」を大切にして生活していくことのできる環境が必要です。そのために、この施設では、がん患者さんやご家族がこの住み慣れた地域で可能な限り質の高い生活を送れるような支援をしていきます。

そして、そのような環境を目指して、がん患者さんやその家族の方だけではなく、広くがんについて理解し、支援していくことのできる役割も担っていきます。多くの方にがんに関することを知っていただくことをはじめ、地域で医療機関や保健福祉サービスに活躍されている方々とも連携していきます。

この施設は、相談室や講習室のほか、思い思いの時間を過ごしていただくための交流スペースがあります。相談室では、看護師や医療ソーシャルワーカーが、日々の療養生活の中で困っていることなどのご相談をお受けします。また、講習室やキッチンなどを利用して、専門のスタッフによる栄養相談やメニューのご提案、リハビリテーションの支援のほか、外見の変化に対するアピアランス支援なども企画していきます。

また、多くの方にがんのことを知っていただき、社会みんなで理解し支えあっていくために、情報コーナーも設けています。そこでは書籍やパンフレットのほか展示物などを設置しています。

「住み慣れた地域で いつまでも自分らしく」をモットーに、スタッフ全員で皆さんに親しみを持っていただける施設づくりをしていきます。お気軽にお立ち寄りください。

 

 

2018年4月
ういケアみなと 施設長
岩田 真